おはようございます。こんにちは。そして、こんばんは。
PSP(プレイステーション ポータブル)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(略: SCE、現: ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE))が2004年に発売した携帯用ゲーム機です。
世界累計売上台数7,000万台を突破し、無線LAN搭載、大型液晶を活かした動画や音楽再生などメディアプレイヤーにも使えて人気を博しました。
2004年の販売開始から2016年までの間に数え切れないほどのソフトが販売されたPSPは現在も多くのゲームファンから愛されており、後継機の「PS Vita」に負けず劣らずの名機です。
ソフトにUMDを採用してROMより大容量になったのも特徴で、その大画面と美麗なグラフィックは多くのユーザーを魅了しました。
今回は、そんな携帯用ゲーム機「PSP」のおすすめソフトをご紹介します。
ペルソナ3ポータブル
2006年にPS2用ソフトとしてリリースされて人気を博したジュブナイルRPG「ペルソナ3」。
本作「ペルソナ3ポータブル」は、シリーズのなかでも特に人気が高い同作に新規要素を加えたリメイク作です。
私立・月光館学園を舞台に、「ペルソナ」と呼ばれる超能力に目覚めた少年・少女たちのストーリーが展開されます。
1日と1日の狭間にある通常の人間には気付くことができない「影時間」にはシャドウという存在が蔓延り、人間の精神を食らっていました。
主人公はシャドウと影時間の謎に迫るべく、昼は学校生活を送りながら夜はシャドウと戦うことになるという内容です。
戦闘はテンポのいいターン制バトルで、「弱点を狙った追加攻撃」などの戦略性も高め。
オリジナル版では男性主人公のみでしたが、「ペルソナ3ポータブル」では新たに女性主人公が選べるようになりました。
選択した性別によってイベントやBGMは勿論、仲間たちとの関係も大きく変化しており、オリジナル版を既にプレイした方も新鮮な気分でプレイできるのが魅力です。
また、システム面に改良が加えられているのもポイント。
バトル時、仲間に対して行動を指示できるようになったり、日常マップを2Dにすることで移動時間を削減したりと操作性やシステムが見直されており、より遊び易くなっています。
加えて、難易度を5段階で調節できる為、ゲーム初心者から上級者まで楽しめます。
「ペルソナ」ファンの中でも名作と評価されている本作。
ペルソナシリーズが気になっている初心者にもおすすめです。
気になる方は、ぜひプレイしてみてください。
ペルソナ2 罪/罰
アトラスが手掛ける大人気「ペルソナ」シリーズの二作目。
1999年にPS1ソフトとして発売された「ペルソナ2 罪」と、2000年に発売された同じくPS1ソフトの「ペルソナ2 罰」がPSP版としてそれぞれリニューアルされた作品です。
主人公は人口128万人の政令指定都市「珠閒瑠市」に住む高校生「周防達哉」。
物語は主人公の通う七姉妹学園から始まる。
珠閒瑠市には「自分の携帯電話から自分の携帯番号へ掛けると、夢を叶えてくれる怪人ジョーカーが背後に現れる」という都市伝説の噂が流れていた。
「ジョーカー様」と呼ばれる儀式を行ったことがきっかけで、主人公たちはジョーカーの部下の悪魔たちと戦うこととなる。
そのジョーカーから深く憎まれていることを知った達哉は、真相を知るべく、ジョーカーの放つ悪魔達との戦いに身を投じる事になるというストーリー。
ペルソナと呼ばれる別人格を召喚し、特殊能力で様々な事件を追うのがゲームの目的。
PSP版では、PS版のオリジナルを尊重しつつも、新たなシナリオが追加されており、バトル中のカットインアニメも表示され、綺麗なグラフィックが楽しめるのもポイント。
戦闘システムでは、行動順の表示や合体スキル発動の簡易化が見直され、ゲーム中に難易度設定を切り替えられるのも魅力です。
なお、「ペルソナ2 罰」は「ペルソナ2 罪」のエンディング後を描いた作品になります。
ファイナルファンタジー零式
国民的RPG「ファイナルファンタジー」シリーズの外伝的作品。
力を持つクリスタルを巡り4つの大国が戦争を続ける中、国家間の思惑が交錯し、歴史が大きく動く中に生きる14人の若者たちの運命を描いた物語です。
死んだ人間のことは記憶から全てなくなる世界で、プレイヤーは「朱雀0組の14人」のキャラクターを操作して戦場に出ます。
テーマは戦争を軸としており、生と死に関わる重みのあるストーリー展開で、深みのある世界観に広がる美しいストーリーが本作の魅力。
ファイアやプロテスといった「魔法」をはじめ、特殊能力の「アビリティ」など、FFの世界観を引き継いでいる一方、システムは大幅に一新され、アクション要素の強いRPGになっています。
本作を代表するのが「キルサイト」システム。
敵に隙が生じるとサイト(狙い)が出現し、サイトが黄色いときに攻撃すると大ダメージ、赤いときに攻撃を加えると一発で敵を倒すことが可能で、爽快感のあるバトルが楽しめます。
ボリュームも多く、やりこみ要素も充実しており、シリーズ未プレイの方も楽しめるおすすめのゲームソフトです。
クライシス コア -ファイナルファンタジーVII
「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII」は、PS1で発売され、今なお絶大な人気を誇る大ヒットゲームとなった「ファイナルファンタジーVII」の過去を描いた作品。
主人公は、「ファイナルファンタジーVII」の主人公・クラウドの親友である神羅カンパニー所属のソルジャー「ザックス」。
「強くて有名」という単純な英雄になることを夢見ていたザックスが、「本当の英雄像」を模索していく姿が描かれます。
本作はシリーズでお馴染みの「アクティブ・タイム・バトル」にアクション性を加えた新しいバトルシステムを採用しているのが特徴。
ザックスはフィールドを自由に動き回ることができ、剣による通常攻撃のほか、防御や回避といったアクションを交えて戦います。
その他にも、3つのリールが回転して様々な効果が発現する「デジタル・マインド・ウェーブ」システムのほか、本編でも採用されていた「マテリア」システムも搭載。
本作独自のシステムであるマテリアの合成など、やり込み要素も充実の作品です。
ストーリー性は勿論、グラフィックのクオリティーも高く、ムービーシーンを通じて世界観に引き込まれることでしょう。
「ファイナルファンタジーVII」をプレイした人だけでなく、プレイしていない人も楽しめる内容で、ストーリー性が高い感動作に仕上がっています。
ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー
本作は2008年12月に発売された歴代FFシリーズのキャラクターを操作して戦う3Dアクションゲーム「ディシディア ファイナルファンタジー」(略称DFF)の続編。
秩序の神「コスモス」と混沌の神「カオス」、光と闇の二神の戦いに歴代のFFシリーズの主人公やボスが登場するストーリーになっています。
前作の一つ前のコスモスとカオスの戦い「最終決戦に向かう敗北の物語」が描かれている他、さらに物語に深みを与えてリメイクされた前作のストーリーも収録されています。
歴代の登場人物同士のやり取り、戦闘時に流れるBGMはファンなら楽しめること間違いなしです。
他のキャラクターを召喚して攻撃や防御をしてもらう「アシストシステム」など、前作にはなかった新しいバトルシステムも導入しており、テンポよくスピーディなバトルを楽しめます。
キャラクター、マップ、BGM、召喚獣は前作で登場したものに加え、新たに多数追加。
ただの対戦格闘ゲームではなく、RPGのようにレベル上げをする必要があり、装備やアビリティの変更が可能なことから同じキャラクターでもカスタマイズで能力が変わってきます。
クリア後に解放されるシナリオもあり、やり込み要素も充実。
「FFシリーズのファン」はもちろん「対戦アクションゲームが好きな人」も満足できるストーリーと完成度の高いアクションが魅力的な作品です。
未プレイの方は是非チェックしてみてください。
フェイト/エクストラ
スマホゲーム「Fate/Grand Order」をはじめ、アニメや漫画、映画など、マルチメディア展開されている人気作品「Fate」シリーズ。
本作は、ビジュアルノベル「Fate/stay night」の世界観を受け継ぎながら、キャラクターやシステムなどを一新した完全新作の対戦型ダンジョンRPG。
西暦2032年、いつの間にか、聖杯を奪い合う「聖杯戦争」に参加していた主人公。
生きて帰るためには、最後の一人になるまで戦いに勝ち続けなければならず、パートナーであるサーヴァントと共に、ライバルたちを打倒するというお話。
シナリオは奈須きのこ、キャラクター監修は武内崇が担当しており、作り込まれた世界観や魅力的なキャラクター、小気味よい掛け合いなど、グイグイと物語に引き込まれます。
戦闘は基本的に三すくみのコマンドを選択するターン形式。
緊迫感あふれるコマンドバトルが楽しめます。
RPGとしての難易度はやや高めですが、引き込まれるストーリーが魅力的なおすすめのPSPソフトです。
「Fate/EXTRA CCC」は「Fate/EXTRA」の続編で、霊子コンピュータのエラーによって変質したムーンセルを舞台に、ムーンセルを掌握するために暗躍する謎の美少女「BB」との戦いが描かれています。
テイルズ オブ エターニア
「テイルズ オブ エターニア」は、2000年に初代プレイステーション(PS1)で発売された「テイルズ オブ」シリーズのマザーシップタイトルの3作目にあたる作品。
シリーズの基本的なシステムはこの作品で完成されたと言われるほど作品自体の完成度もかなり高いです。
本作はそのPSP版リメイク作で、PS1版からフレームレートを向上させ、戦闘・街・フィールドなどのグラフィックもPSP用にブラッシュアップされています。
容量の問題でPS1版ではカットされたムービーが追加されているほか、ロード時間の削減に成功しており、ストレスフリーです。
主人公の「リッド・ハーシェル」と「ファラ・エルステッド」が謎の少女「メルディ」を庇ったために村を出ることになるところから物語は始まり、「インフェリア」と「セレスティア」という2つの対面世界を舞台に壮大な物語が描かれます。
戦闘システムは他のシリーズ同様アクション性が強く、技キャンセルからのコンボなど、爽快感が強いです。
ストーリー、キャラクター、ゲームシステム、BGM、全てにおいて標準以上の良作なので、「テイルズ」シリーズをプレイしたことがない初めての方にもおすすめの名作RPGになります。
テイルズ オブ デスティニー2
2002年11月にPS2用ソフトとして発売された「テイルズ オブ デスティニー2」をPSPに移植した作品。
いくつかの追加要素を加え、一部ゲームバランスの見直しも行われています。
前作「テイルズ オブ デスティニー」より18年後の世界を舞台に、前作主人公スタン・エルロンの息子「カイル・デュナミス」の戦いが描かれる。
「トラスト&タクティカル リニアモーションバトルシステム(TT-LIMBS)」という新たな戦闘システムが特徴的で、役割分担やコンボを駆使した戦術性の高い2Dバトルが爽快。
テイルズシリーズの売りの一つでもある、キャラクター同士の豊富なボイス会話も健在です。
PS2版のテンポを可能な限り保ったまま多くの追加要素やPS2版からの調整によって、より遊びやすく、やりこみやすくなりました。
テイルズ オブ リバース
2004年発売のPS2用ソフト「テイルズオブリバース」に追加と改善がなされたPSP版。
主人公である白髪の少年「ヴェイグ」がフォルスという特殊能力に目覚めてしまい、幼なじみの少女「クレア」を氷漬けにしてしまう。
一年後、炎のフォルスを持った旅人によりクレアは救われるが、国王直属の特殊部隊にクレアは連れ去られてしまい、ヴェイグはクレアを取り戻す旅に出るというストーリー。
戦闘システムは「3ライン・リニアモーションバトルシステム(3L-LMBS)」というシリーズ初の3ライン制を採用しており、2D描写の戦闘フィールドに手前・中央・奥のラインが存在し、自由に移動が可能。
これにより戦場を自由に駆け回れるようになったので敵前衛をすり抜けて後衛を叩くことも簡単にでき、逆に敵も同様にこちらの前衛をすり抜けて後衛に集中攻撃してくることもあります。
その為、隊列をしっかり保ち後衛を守ることが必要になる等、戦闘がとても面白い。
戦闘システムが複雑で、戦闘に関してはシリーズ中でも難解な部類ですが、それ故に戦略性は高く、シリーズ最高の戦闘が楽しめると評する人も多いです。
複雑なシステムを駆使し、戦略的な戦闘を楽しみたい人にはもれなくおすすめな一作。
テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3
「テイルズ」シリーズ歴代キャラクターたちが作品を越えて共演する「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー」シリーズの第3作目にして完結作。
初代の「テイルズ オブ ファンタジア」から「テイルズ オブ グレイセス」まで、シリーズ最多の80人以上のキャラクターが登場します。
作品を越えて好きなキャラクターだけでパーティが組めるのが魅力で、シリーズファンにはたまらないボリュームです。
プレイヤーキャラのメイキングもパワーアップしており、髪型などのパーツや身長なども設定でき、自分好みのキャラを作って迫力の戦闘を楽しめます。
特定の条件を満たすと技や術を連発できる新システム「レディアント・ドライヴ」により、バトルの爽快感も大幅にアップ。
また、シリーズでおなじみの「グレードショップ」も存在し、本編クリア後、ポイントと引き換えにレベルやアイテムを引き継いだり、アイテム上限を増やしたりなど、様々な特典を得られます。
その為、2週目、3週目と何度も繰り返し遊べるのがポイント。
やり込み要素が豊富なので、「テイルズ」ファンは勿論、やりこみゲーが好きな方にもおすすめのPSPソフトです。
キングダム ハーツ バース バイ スリープ
ディズニーとスクウェア・エニックスのコラボレーション作品「キングダム ハーツ」の過去を描いた作品。
本作品はシリーズの主人公「ソラ」がキーブレードを手にする前の物語になっています。
オープニングで「テラ」、「ヴェントゥス」、「アクア」の3人の主人公の中から1人を選択し、選んだ主人公のシナリオを進めていく方式です。
それぞれの主人公ごとに出会う人物や訪れる場所、ボスキャラクターなどが異なる為、どの主人公を選んでも楽しめます。
アクションは通常攻撃と技や魔法を駆使して戦うほかに「フィニッシュコマンド」など特殊効果もあり、シンプルながらバトルが楽しいです。
ミッキーやプリンセスなどディズニーの人気キャラクターも登場する為、RPGが好きな人だけでなく、ディズニーが好きな人にもおすすめ。
スターオーシャン2 セカンド エヴォリューション
1998年にPlayStationで発売された「スターオーシャン セカンドストーリー」のリメイク作。
本作は「ダブルヒーローシステム」として、主人公2人のうち1人をプレイヤーが選択し、選択した主人公の視点で物語が展開するシステムになっています。
ストーリーは同じですが、それぞれのルートで発生するイベントや仲間になるキャラクターなどが変化。
男性主人公の「クロード・C・ケニー」は英雄・ロニキスの息子であるが故に軍の中で好奇と嫉妬の視線にさらされ、自分の居場所を見つけられない青年。
女性主人公の「レナ・ランフォード」は自身の出生の秘密を知りたいと強く願う少女。
2人が銀河の辺境の星「エクスペル」で運命の出会いを果たすところから、壮大な物語は幕を開けます。
本作の特徴と言えば「アイテムクリエーション」。
手持ちの素材を使って料理や調合、鍛冶や機械製作まで様々なものを作ることのできるスターオーシャンシリーズの醍醐味です。
バトルシーンでは、奥行きのある擬似3Dのマップを縦横無尽に動き回り、襲い来る敵と戦うことになります。
「リンクコンボ」と呼ばれるシステムにより、必殺技から必殺技へ簡単につなぐことが可能なので爽快感は抜群。
また、各キャラのオフの過ごし方を覗き見できる「プライベートアクション(PA)」も本作の魅力の1つ。
シリーズ屈指の名作との呼び声も高く、個人的にも一押し作品です。
興味を持たれた方は、ぜひプレイしてみてください。
イース7
大人気アクションRPG「イース」シリーズの7シリーズ目。
赤毛の冒険家「アドル・クリスティン」を主人公とした冒険ファンタジーであり、アフロカ大陸のアルタゴ公国を舞台に「アルタゴの五大竜」の謎に迫る。
コンシューマオリジナル作品として出した初のイースシリーズで、本作からシリーズ初のパーティープレイを搭載。
プレイヤーが操作するのはアドルだけでなくなり、ドギをはじめとする魅力あふれる仲間たちと2~3人パーティを組み、状況に合わせてプレイキャラクターを変更していくアクションRPGになりました。
各キャラクターの多彩なアクションを使い分けることで、爽快アクションに幅が広がり、より深みのある戦いが繰り広げられます。
武器の製造・強化に必要となる様々な素材集めなど、やり込み要素もたっぷりな大ボリューム。
「軽快なアクション性とスピード感」、「これでもかと言わんばかりの王道ストーリー」、「非常に優秀な音楽」と質の良い作品です。
海外での評価も高く、「RPGFan E3 2010アワード」で全機種RPG部門ベストRPG賞を獲得している本作。
アクションRPGとして非常に良くできたタイトルで、万人にオススメできるゲームです。
英雄伝説 空の軌跡FC
日本ファルコムが贈るRPGの名作で、PC版で発売された同作のPSP移植作。
スチームパンク要素が魅力的な王道ファンタジーRPGです。
リベール王国を舞台に、遊撃士(ブレイサー)である主人公「エステル・ブライト」が行方不明になった父親を探すため、義理の弟「ヨシュア・ブライト」と共に旅に出る、というのが事の発端。
やがて大きな陰謀に巻き込まれていくというストーリーです。
シナリオは王道ですがキャラクターの深堀が出来ており、伏線もしっかりと張られ、完成度の高いストーリーになっています。
また、グラフィックは細かい部分まで描かれ、ファンタジーの世界観を良く表現できており、細かい部分まで丁寧に作り込まれている作品です。
ストーリーが面白い王道RPGを探している方は、是非チェックしてみて下さい。
「英雄伝説」シリーズをプレイしたことがない人にも、おすすめのゲームです。
幻想水滸伝I&II
幻想水滸伝I&IIは、初代プレイステーションで発売された名作RPGのカップリング移植版。
1995年に発売された「幻想水滸伝」と1998年発売の「幻想水滸伝II」がセットになった大変お買い得なソフトです。
中国の有名伝記「水滸伝」の世界観にちなんだ、108人ものキャラクターが織り成す人間ドラマが見どころ。
フルアニメーションで表現される迫力の戦闘シーンは、元がPS1の作品とは思えないほどのクオリティを誇ります。
古い作品ではありますが、重厚なストーリーと個性的なキャラクターが満載。
今のグラフィック重視のゲームには無いものが詰まっています。
物語を彩るBGMも耳に残る良い曲ぞろいで、熱いドラマチックな王道RPGが楽しめますよ。
エルミナージュOriginal ~闇の巫女と神々の指輪~
自由なキャラクターメイキングが特徴のウィザードリィライクな「エルミナージュ」シリーズ。
「ダンジョンに潜ってレベルを上げて、街に戻って装備を整えたら再びダンジョンに挑む」という所謂ハクスラ系のRPGゲームです。
洞窟、森、神殿など、各地のダンジョンに隠された五つの指輪を探し出すのが目的となります。
プレイヤーは12種族、16職業の中から、性別・年齢・性格を選択しながら、オリジナルのキャラクターを作ることが可能。
職業は「戦士」や「盗賊」、アイテムの合成を行う「錬金術師」といった定番どころのほか、タロットカードを用いて戦う「遊楽者」やパーティのサポートを得意とする「使用人」など、エルミナージュならではの職業を搭載し、職業の選択肢も豊富です。
本作は、プレイステーション2(PS2)用ゲームのリメイク版であり、PSP版の追加要素として「フェイスロード」機能を搭載。
画像データをPSPのメモリースティックに入れることで、その画像をキャラクターアイコンとして使用できる機能で、好きなキャラクターの画像を取り込んだりすれば夢のパーティを結成できます。
装備を整えてから繰り返しダンジョンに挑むハクスラ系のRPGが好きな方は要チェックです。
エルミナージュII ~双生の女神と運命の大地~
PS2で発売された本格派ダンジョンRPG「エルミナージュ ~闇の巫女と神々の指輪~」の続編。
プレイヤーは自分の分身となるキャラクターを12種族、16種の職業から自由にエディットし、パーティーを編成できます。
戦闘はエンカウント制となっており、コマンド選択で敵を倒していく正統派ダンジョンRPGです。
往年のダンジョンRPGのツボを押さえた作品となっており、難易度も比較的高く、歯ごたえのある探索を楽しめます。
本作には「フェイスロード」機能が搭載されており、プレイヤーの好きな画像を読み込み、キャラクターアイコンとして使用できます。
少し手順は面倒ではありますが、自分のお気に入り画像を使用する事で、よりゲームへの没入感が高まります。
やり込み要素が非常に多く、ウィザードリィやブラックオニキスなどの名作ダンジョンRPGにハマった方であれば、間違いなく満足できる作品です。
その高い完成度から、発売元のスターフィッシュになぞらえて「星魚の奇跡」とネットで評されるほどの名作。
是非、ご賞味あれ。
ヴァルキリープロファイル -レナス-
北欧神話をモチーフとした斬新な世界観とシナリオのファンタジーRPG「ヴァルキリープロファイル」。
本作は、初代プレイステーション(PS1)で発売された「ヴァルキリープロファイル」に新規3Dムービーを追加したリメイク版。
主人公である半神半人の女神「ヴァルキリー」がオーディンの命令を受けて「神々の黄昏(ラグナロク)」の決戦に備え、人間界「ミッドガルド」へと赴き、英雄たちの魂を集めていく物語。
「評価値」と「封印値」のパラメータがエンディングの分岐に関係しており、ゲームの進め方でラストが変わるマルチエンディング方式となっています。
戦闘は敵シンボルと接触することでバトルへ突入し、ターン制の戦闘でありながらアクション性が高いのが特徴です。
本作の魅力は、その練り込まれたストーリー。
エンディングまでの道のりで、主人公を介してプレイヤーが目にする「様々な人間の生と死」。
神と人間の両方に接し、課せられた任務と心の声の狭間で揺れる、主人公や仲間たちの心情描写。
北欧神話をモチーフにした世界観の作り込みは素晴らしく、今でも根強いファンがいるほど完成度の高い名作です。
広大なストーリーに没入したい人は、ぜひプレイしてみてください。
モンスターハンターポータブル 3rd
PSPを代表する名作中の名作「モンスターハンターポータブル」シリーズの3作目。
本作の舞台は、山奥の温泉地「ユクモ村」。
ある日突然、大型モンスターが出現するようになったことで村長がハンターの派遣を要請。
プレイヤーはその派遣されたハンターとして数々のモンスターを狩っていきます。
「モンスターハンターポータブル 2nd G」までで登場した12種類の武器をすべて収録し、さらに変形武器である「スラッシュアックス」がシリーズ初登場。
シングルプレイでは、ハンターの相棒となるオトモアイルーを2匹まで連れて行けます。
雷を操る大型のオオカミ「ジンオウガ」、ウサギのような牙獣「ウルクスス」、砂山に擬態する大食漢「ハプルボッカ」といった新モンスターも加わり、新たな狩りが楽しめるようになりました。
全体的に進化したシステムで、「モンスターハンターポータブル」シリーズの集大成といえる作品。
初心者からベテランまで楽しめる要素が沢山あり、やり込み要素も高いのでじっくりとプレイしたい人におすすめです。
モンスターハンターポータブル 2nd G
「モンスターハンターポータブル 2nd」に新フィールドや新クエストが加わった拡張版。
シリーズ最高傑作との呼び声も高い、PSPを代表する傑作ハンティングアクションゲームです。
パッケージにも描かれているモンスター「ナルガクルガ」という素早い動きのモンスターが登場し、人気を博しました。
本作では、上位クエストよりも更に上の「G級クエスト」が追加されています。
「オトモアイルー」という二足歩行のネコを戦闘に連れていけるシステムも本作から登場。
骨太な難易度に豊富なやり込み要素、ゲームを構成するあらゆる要素が高いレベルで構成され、時間を忘れてハンティングに没頭する事が出来ます。
ファンタシースターポータブル2 インフィニティ
「ファンタシースターポータブル2 インフィニティ」は、さまざまな惑星を冒険するPSPの名作アクションRPG「ファンタシースターポータブル2」の拡張版。
種族・性別・髪型・顔つき・声・体型など思いのままに設定して、自分だけのキャラクターを作り、主人公となって、危機に瀕したグラール太陽系を仲間たちと共に救うRPGです。
通常攻撃・緊急回避・コンボ・必殺技・特殊能力などを組み合わせた本格アクションを楽しめます。
前作「ファンタシースターポータブル2」の内容が全て収録されているのは勿論、新種族「デューマン」や転生システム、新規エピソードなど追加要素も多数。
無限にステータスを追加できる転生システムや、レアな称号を集めるといったやり込み要素も充実しています。
武器の種類は28カテゴリ、3,000以上のアイテムが存在するため、アイテム収集もやり込み要素の1つです。
歯ごたえのあるミッションも用意されているので、ライトユーザーからヘビーユーザーまで楽しめます。
コンセプトである「無限に遊べるRPG」の名に違わず、やりこみ要素やボリュームはトップクラスで、PSPの黄金期を代表するソフトのひとつに数えられる名作です。
自分の好みのキャラを作って好きな戦い方をするというキャラクリ対応型アクションRPGとしての完成度は、現在から鑑みてもシリーズの代表を堅守するにふさわしい作品。
気になる方は、ぜひプレイしてみてください。
GOD EATER BURST
ハイスピードで爽快なハンティング要素が面白い名作ソフト「ゴッドイーター」に多数の新要素が追加された改良版。
人類の天敵「アラガミ」と戦う特殊部隊の物語を描いたアクションゲームです。
本作では、爽快でスピーディーなハンティングの要素がさらに進化。
前作の内容を全て収録した上で、シナリオやキャラクター、アラガミも新たに追加されています。
システム・シナリオ・音楽など、全体的な完成度が高く、アクション性が優れたPSPの名作ソフトです。
ドラマチックでハイスピードな狩りゲーを体験したい人はぜひ手にとってみてください。
討鬼伝 極
2013年にコーエーテクモゲームスから発売された「和」の世界観を軸に作られたハンティングアクションゲーム「討鬼伝」のアッパーバージョン。
2014年にPSPとPS Vitaの2機種で発売され、2015年にはPS4用にも制作されている人気ゲームです。
「ウタカタの里」のモノノフとして鬼との戦いに挑むストーリーが展開されます。
鬼の体の一部を断ち切る、貫く、打ち砕くなどの部位破壊ができるのがポイントで、爽快感は抜群です。
新武器である「金砕棒」、「薙刀」、「銃」が追加され、使用できる武器や防具の数が増加。
本作品は前作「討鬼伝」の内容が丸々入っているのは勿論、前作エンディングから3ヶ月後の物語も追加されています。
味方NPCに指示を出して戦闘できるので、1人でのプレイが楽しめる点もおすすめポイント。
シリーズ未プレイの人は、ぜひプレイしてみてください。
ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争
1997年にPlayStation用ソフトとして発売され、累計130万本を突破した人気シミュレーションRPG「ファイナルファンタジータクティクス」。
本作は、それにムービーやシナリオ、ジョブなどの追加要素を盛り込んだリメイク作品。
新規イベントやジョブの追加、戦闘時の仕様変更やバグ修正が施され、プレイ時の快適さが向上しています。
はるか昔、イヴァリースという大陸で起こった戦乱の裏に隠された物語の真実を紐解いていくシミュレーションRPGです。
国家間の問題や貧富の差が題材の社会派ストーリーで、陰鬱で暗い物語ですが非常に良く練り込まれています。
マス目に沿ってキャラクターを移動させるスタイルですが、ジョブシステムといったFFならではのシステムは健在。
20種類以上のジョブと100種類以上のアビリティとの組み合わせで、自由度の高いキャラメイクが可能です。
3Dフィールドに時間という概念を採用したチャージタイムバトルによって、より緊張感のあるバトルが楽しめます。
シミュレーション好きには嬉しい、やり込める要素が詰まったRPGです。
シュタインズ・ゲート
2009年にXbox 360で発売されたアドベンチャーゲーム「シュタインズ・ゲート」。
科学をテーマにした壮大なストーリーが特徴で、アニメ化もされるなど大ヒットを記録しました。
本ソフトは、ゲーム本編に新規イベントCGや立ち絵を追加したPSP移植版です。
長きにわたって厨二病を患っている大学生である主人公が偶然、タイムマシンを作り上げ、未来への選択を委ねられるという壮大な科学アドベンチャーストーリー。
ストーリーは選択式ではなく、主人公が持っている携帯電話を使用することで物語が分岐する「フォーントリガー」システムを採用。
届いたメールに返信をしたり、特定のタイミングでメールを送信したりすると、結末が大きく変わっていきます。
従来の選択式とは異なり、独自のシステムが魅力的なゲームです。
魅力あるキャラクターやイラストに加えて、豪華な声優陣によるフルボイス演出も見どころの1つ。
SFやサスペンス要素が好きな方におすすめです。